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白ゆき姫殺人事件

白ゆき姫殺人事件
湊かなえ(みなと かなえ)著

集英社文庫
本体価格 600円

ブックオフ購入 108円

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<文庫裏のあらすじ>
化粧品会社の美人社員が黒こげの遺体で発見された。
ひょんなことから事件の糸口を摑んだ週刊誌のフリー記者、赤星は独自に調査を始める。
人人への聞き込みの結果、浮かび上がってきたのは行方不明になった被害者の同僚。
ネット上では憶測が飛び交い、週刊誌報道は過熱する一方。
匿名という名の皮をかぶった悪意と集団心理。
噂話の矛先は一体誰に刃を向けるのか。
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読んだことのない作品を購入する際、タイトルと裏表紙のあらすじで決める事が多いです。
数百頁の作品を十数行にまとめる技術。心から尊敬します。

湊さんの作品は「告白」以来、2作品目。
映画化されたとき友人が見たがっていたので気になっていました。

お話は全て登場人物の独白(厳密には微妙に違うかも)で進んでいきます。
面白いのは、考えてみれば当然なのですが、個人の印象が人によって異なると言う事。
中でもものすごく考えさせられたのは、「親友」と思っているふたりのすれ違う気持ちでした。

これって、誰の中にもあることだよなぁ。
私が感謝している気持ちも、相手から見たら全く違うものかもしれないんだよなぁ・・・。

創作された世界なのにまるで自分の身近に起きている出来事のような錯覚。
読んだ瞬間にガツンとやられるって感じではなくじわじわ怖くなる。考えてしまう。不安になる。

解説は映画化された後のものだったので、少しだけ映画のネタバレが載っていました。
読んだら「これは映画を見なくては!」と思わされました。
恐怖を忘れないうちに(苦笑)時間を見つけて映画を見てみたいと思います。

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ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち~

ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち~
三上 延(みかみ えん)著

メディアワークス文庫
本体価格590円

ブックオフ購入 108円

最近、読書していなかったのでリハビリがてら読みやすそうな一冊。
確かドラマ化されていたと思いますが観たことはありません。

タイトル通り、古本屋を舞台に「古書」を通して様々な事件が起こりそれを解決していく物語。
全4話から成り立ち、基本一話完結ですが全体がきちんとつながっています。
読みやすい文章でしたし、本を通して謎が解明されていくのも斬新でした。

まぁ、こういった作品を自分が知らないだけかも知れませんが。(汗)

またブックオフの100円コーナーで続きがあったら続きを読んでみたいと思います。

「犯人に告ぐ」 雫井脩介著

犯人に告ぐ(上下) 雫井脩介著


最近、活字離れが気になっていましたが、なかなか「コレ!」って作品がなくて何かないか探していたところ、ブックオフで100円コーナーにあったこの本を読んでみることにしました。(苦笑)
豊川悦司さん主演で映画化されています。豊川さん好きなので気にはなっていましたが、まだ観てない・・・。^^;


推理小説好きなので、刑事物も結構読みます。
父に横山秀夫さんを薦められましたが、まだ「半落ち」しか読んだことないです。こちらも映画化されていて、これまた好きな俳優(歌手?)・寺尾聰さんが主演されている上、柴田恭平さんも出演されていたので、こちらはDVDで鑑賞済み。原作とは違いましたが、それはそれで良かったと思います。原作が好きすぎると、原作との違いに納得出来ないこともありますが自分はそこまでではなかったので。^^;


「刑事」が主役の作品を読んだり見たりすると、『本当にこんな刑事さんいるのかなぁ~?』と疑わしく思ってしまいます。「太陽にほえろ」や「西部警察」が全盛期の頃は自分が子供だったこともありますが、『こんな刑事いるわけないじゃん!』とは思いませんでした。それだけ世の中が歪んでいるってことなのかな~?『人情味』が感じられないのが淋しいですよね。


この作品の主人公、巻島史彦も一見すると人情味のない人物に感じられます。
でも本当はいろいろなことを抱え込んで悩み苦しみ、しがみつきながら生きている弱さも持った一人の人間でしかないことに気付かされます。
作中に見える『人間の本音』部分が結構響くな~と感じました。

津田さんって老輩の刑事さんが出てくるのですが、この方がイイ味だしてるんですよねぇ~。
『泣きたいときは泣きゃあいいんです。』って津田さんが巻島さんに言うシーンがあるのですが、これがラストシーンに生かされていて、じんと来ましたね。


それにしても、小説のラストシーンって難しいですよね。
案外あっさり終る。ま、そんなものかもしれません。

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シュールな童話

ブックオフ愛用者です。(笑)

何かお買い得な本はないかと店内を物色していたら、これまたえらくシュールな新解釈童話を発見しました。
子供向けの書籍コーナーにありましたが、これはどう見ても(読んでも)大人向きでしょう?って内容でした。

本のボリューム的に、450円は払えないよ~と思ってしまったので購入しませんでしたが、シュール童話も面白いですよね。
以前、とっても面白い「三匹のコブタ」を読んだことがあります。

解釈って人それぞれだから、少し穿った見方をすると新しい何かが発見できたりしますよね。
面白い本を見つけたら紹介して行きたいと思います。^^

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卑怯なコウモリ

昔、鳥の一族と獣の一族がお互いに争っていた。
その様子を見ていたコウモリは、鳥の一族が有利になると鳥たちの前に姿を現し、「私は鳥の仲間です。あなたたちと同じように翼を持っています」と言った。
獣の一族が有利になると獣たちの前に姿を現し、「私は獣の仲間です。ねずみのような灰色の毛皮と牙があります」と言った。

その後二つの一族間の争いは終わり、鳥も獣も和解した。
しかし、幾度もの寝返りをしたコウモリはどちらの種族からも嫌われ、仲間はずれにされてしまい、やがて暗い洞窟の中へ身をひそめるようになった。

(ウィキペディア参照)



イソップ童話、「卑怯なコウモリ」のあらすじです。

小学生の頃、この話の感想文を書かなければならなくてとても困った記憶があります。
単純にコウモリを「馬鹿だな~」とも思えず、しかし「自業自得」であることは明らかで、どう言えば良いか分からずトンチンカンな感想を書いてしまい、母から駄目ダシをくらいましたね。(苦笑)

いまあらすじを読み直して思うことは、「コウモリのようなことはしたくない。」です。

やっぱりイソップは教訓色が強いよなぁ~。

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コブ太

Author:コブ太
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舞台や映画の感想、日々感じたことをちょこちょこ書いてみたいと思っています。※ネタバレあります。

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