「レ・ミゼラブル」地方公演全日程終了
「レ・ミゼラブル」地方公演全日程が終了しました。
「ミス・サイゴン」から出演されていた方は、地方公演に5ヶ月拘束されていたわけですね…。半年近く、家に帰れないんだ…。考えたら凄いことです。本当にお疲れ様と言いたいです。
何本か地方公演を拝見させて頂く事が出来ました。
劇場が変わるとセットの雰囲気も変わることを知りました。
客席から舞台裏を窺い知ることは出来ませんが、どの劇場の作りにも対応しなければならないのですから、役者さんは本当に大変だったと思います。
プロって凄いですよね。あの舞台に立てることがどれほど凄いことなのか、再認識しました。
2007年とは、感じるもの、見え方がまるで違っていました。
少し前の記事でも書きましたが、この作品の主人公はやはりジャン・バルジャンなのだと言う事。彼の人生を描いた作品なのだと言う事を強く感じました。
作品は、観る側に何かを伝える為に作られたものです。
観客は、お金を払ってそれを感じる為に劇場に足を運びます。
出来るだけ多くを、作り手が伝えたいと思っていることを感じ取れる客でありたいな、と考えるようになりました。
以下、敬称略にて失礼致します。
山口バルジャンの歌はやはり最高だと思います。
あんな風に自由自在に歌えたら、歌うことが楽しくて仕方がないのだろうな。(そんなことないのか?)
対決シーンの「考えろ、ジャベール。俺の力を。お前なんぞに負けはしない。」ここの歌い方が艶っぽくてたまらんです。
「彼を帰して」は一番最後の余韻をいつも拍手でかき消されてしまうのが悔しい。音は振動ですから、最後の「家へ~・・・」の「え」がすぅ~っと消えて行くまで聞かせてくれぇ~!!って思います。
ラスト「民衆の歌」もアンサンブルさんの声が聞こえてくる瞬間、バルジャン、ファンティーヌ、エポニーヌの声の余韻が重なる瞬間がとても好きなのです。
山口バルジャンの残念なところは、マリウスの担ぎ方。(笑)←担いでないですし…。ま、腰を痛めたりされたら大変なので無理は言いません。誰も言えません。
今井バルジャンは、司教様に諭される時、子供みたいに意地を張って嫌々をするところが人間として可愛い。司教様も力の入れ具合が違う気がします。(笑)
森の中でコゼットを見つけた時の嬉しそうな顔、そして思わずコゼットを抱き寄せてしまう率直さも好感が持てます。
マリウスと見つめ合うコゼットの顔を見て、不機嫌な顔で二人を引き離すシーンは彼の人間臭さがものすごく表現されていると思いました。
別所バルジャンは、2007年とかなり印象が違いました。
私はバルジャンの「何が何でも生き抜いてやろう」根性がすごく好きなんです。言い方が悪いかもしれないけれど、生き汚い生き方。別所バルジャンからはこれを強く感じます。
別所バルジャンの一番好きなシーンは、砦シーンでマリウスを残して全滅した学生たちを見て「馬鹿者!!」と嘆くところ。その一言が全てだと思わされました。素晴らしいです。
今回、原田アンジョルラスがとても良かったです。
リーダーとして、仲間をまとめて行こうとする気持ちが伝わりました。仲間を見つめる視線に愛がありました。
何より嬉しかったのは、グランテールに対する視線。グランテールは、世の中を変えようとする気持ちは持っていても、命を粗末にしたくない人だと思っています。勿論、アンジョルラスも軽く思っていないから、「子供あるものと女たちは去りなさい。」と指示したと思います。
ただ、最終的に投降でなく死を選んだことはグランテールの様に首を振りたいですが・・・。
松原アンジョルラス、自分が見た時点では孤高のリーダーに見えました。仲間を従えていながら何故孤独に見えるのか…。砦に立つ後姿が寂しすぎて、彼を見つめる仲間たちの視線に気付いてあげて!!と祈る気持ちになってしまいました。
リーダーは孤独なものかもしれませんが、アンジョルラスは仲間に愛されるリーダーであって欲しいと思ってしまいました。(注意:これは中日劇場を拝見しての感想なので、仙台公演では違うアンジョルラスだったかもしれません。)
長くなりました。
ひとまず、この辺で。
「ミス・サイゴン」から出演されていた方は、地方公演に5ヶ月拘束されていたわけですね…。半年近く、家に帰れないんだ…。考えたら凄いことです。本当にお疲れ様と言いたいです。
何本か地方公演を拝見させて頂く事が出来ました。
劇場が変わるとセットの雰囲気も変わることを知りました。
客席から舞台裏を窺い知ることは出来ませんが、どの劇場の作りにも対応しなければならないのですから、役者さんは本当に大変だったと思います。
プロって凄いですよね。あの舞台に立てることがどれほど凄いことなのか、再認識しました。
2007年とは、感じるもの、見え方がまるで違っていました。
少し前の記事でも書きましたが、この作品の主人公はやはりジャン・バルジャンなのだと言う事。彼の人生を描いた作品なのだと言う事を強く感じました。
作品は、観る側に何かを伝える為に作られたものです。
観客は、お金を払ってそれを感じる為に劇場に足を運びます。
出来るだけ多くを、作り手が伝えたいと思っていることを感じ取れる客でありたいな、と考えるようになりました。
以下、敬称略にて失礼致します。
山口バルジャンの歌はやはり最高だと思います。
あんな風に自由自在に歌えたら、歌うことが楽しくて仕方がないのだろうな。(そんなことないのか?)
対決シーンの「考えろ、ジャベール。俺の力を。お前なんぞに負けはしない。」ここの歌い方が艶っぽくてたまらんです。
「彼を帰して」は一番最後の余韻をいつも拍手でかき消されてしまうのが悔しい。音は振動ですから、最後の「家へ~・・・」の「え」がすぅ~っと消えて行くまで聞かせてくれぇ~!!って思います。
ラスト「民衆の歌」もアンサンブルさんの声が聞こえてくる瞬間、バルジャン、ファンティーヌ、エポニーヌの声の余韻が重なる瞬間がとても好きなのです。
山口バルジャンの残念なところは、マリウスの担ぎ方。(笑)←担いでないですし…。ま、腰を痛めたりされたら大変なので無理は言いません。誰も言えません。
今井バルジャンは、司教様に諭される時、子供みたいに意地を張って嫌々をするところが人間として可愛い。司教様も力の入れ具合が違う気がします。(笑)
森の中でコゼットを見つけた時の嬉しそうな顔、そして思わずコゼットを抱き寄せてしまう率直さも好感が持てます。
マリウスと見つめ合うコゼットの顔を見て、不機嫌な顔で二人を引き離すシーンは彼の人間臭さがものすごく表現されていると思いました。
別所バルジャンは、2007年とかなり印象が違いました。
私はバルジャンの「何が何でも生き抜いてやろう」根性がすごく好きなんです。言い方が悪いかもしれないけれど、生き汚い生き方。別所バルジャンからはこれを強く感じます。
別所バルジャンの一番好きなシーンは、砦シーンでマリウスを残して全滅した学生たちを見て「馬鹿者!!」と嘆くところ。その一言が全てだと思わされました。素晴らしいです。
今回、原田アンジョルラスがとても良かったです。
リーダーとして、仲間をまとめて行こうとする気持ちが伝わりました。仲間を見つめる視線に愛がありました。
何より嬉しかったのは、グランテールに対する視線。グランテールは、世の中を変えようとする気持ちは持っていても、命を粗末にしたくない人だと思っています。勿論、アンジョルラスも軽く思っていないから、「子供あるものと女たちは去りなさい。」と指示したと思います。
ただ、最終的に投降でなく死を選んだことはグランテールの様に首を振りたいですが・・・。
松原アンジョルラス、自分が見た時点では孤高のリーダーに見えました。仲間を従えていながら何故孤独に見えるのか…。砦に立つ後姿が寂しすぎて、彼を見つめる仲間たちの視線に気付いてあげて!!と祈る気持ちになってしまいました。
リーダーは孤独なものかもしれませんが、アンジョルラスは仲間に愛されるリーダーであって欲しいと思ってしまいました。(注意:これは中日劇場を拝見しての感想なので、仙台公演では違うアンジョルラスだったかもしれません。)
長くなりました。
ひとまず、この辺で。
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