深夜に放映されていた「コーラス」というフランス映画。
正直、字幕は苦手なのだが眠れなかったしただつけっぱなしにしていた状態だったのだが、物語の入り具合がよくてそのまま見入ってしまった。
映画をあまり見ない理由のひとつに序章が退屈と思ってしまう気持ちがある。勿論、必要で大切なのは分かるが、特に映画館だと本編の前にとても魅力的な映画宣伝映像を見せられている為か本編の序章がひどく長く退屈に感じられてしまうのかも知れない。
この「コーラス」は、案外さくっと物語に入って行った。もしかしたらテレビ用に編集されていたのかも知れないので、DVDなどで観たらまた印象は変わるのかも。
Wikipediaによると日本語吹替版も存在するみたい。機会があればそちらも観てみたい気がする。
allcinemaのあらすじがまとまっていたのでそちらから借用します。(苦笑)
<作品解説>
「リュミエールの子供たち」のクリストフ・バラティエ監督が1944年のフランス映画「春の凱歌」にインスピレーションを得て撮り上げた感動の音楽ドラマ。戦後間もないフランスを舞台に、問題児たちが集まる寄宿舎に赴任してきた音楽教師と子どもたちとの合唱を通じた心温まる交流を描く。本国フランスでは記録的な大ヒットとなった。主演は「バティニョールおじさん」のジェラール・ジュニョ。また、“天使の歌声”と絶賛された少年ピエールを演じるのは3000人の候補者の中から選ばれた新人ジャン=バティスト・モニエ。本作の合唱を担当したサン・マルク少年少女合唱団でも実際にソリストを務めているという。
<あらすじ>
世界的指揮者のピエール・モランジュは母の葬儀のため帰郷した際、子ども時代の友人ペピノから一冊の日記を手渡される。それは彼の当時の音楽教師クレマン・マチューが遺した形見だった。1949年、フランスの片田舎。“池の底”という寄宿舎に新たに赴任してきたマチュー。そこでは、親をなくした子どもや、素行に問題ある子どもたちが集団生活をしていた。子どもたちは心に問題を抱え、校長はそんな彼らに容赦ない体罰を繰り返していた。マチューは子どもたちに本来の純粋さ、素直さを取り戻してもらおうと、“合唱団”の結成を決意する。やがてマチューは、学校一の問題児ピエール・モランジュが素晴らしい歌声の持ち主であることを知るのだった…。
恐らく、”天使の歌声”を持つモランジュをメインに描きたかったのだと思われるが、ペピノ役の子供がものっすごく可愛いかった。そして最後の最後においしいところをかっさらっていく役でした。(笑)他の子供たちもそれぞれに個性を発揮していたように感じました。
幼さ故の純粋な悪行っていうんですかね。加減を知らないから他人に大怪我をさせて恐怖のあまりさらに悪さをしてしまう。大人はそれが理解できないから「やられたらやり返せ」と罰を与える。しかしそれが全く反省に結びついていないからまた繰り返す。そこに音楽教師マチューがやってきます。彼は子供だけでなく教師の側にも問題があることに直ぐ気付きます。そこで彼は、罰を与えることでなく「歌う喜び」を子供たちに与えようとします。それは同時に一流の音楽家になれなかった彼自身に音楽を教える喜びを与えたのでした。
歌うことでだんだん表情を変えていく子供達。
子供ってある意味ズルい。(苦笑)その笑顔ひとつで他人の心をとらえてしまうんだもの。
見終わって自然と笑顔になっている自分がいました。
「いい作品を見たな~。」って気持ちよく眠ることができた。そんな作品でした。
心をほっこりさせたい方にオススメの作品です。
